腰対策に良いと言われている高反発マットレスは、安くても1万円以上はします。
その為、間違ったマットレスを選んでしまうと、最低でも3年以上は、そのマットレスで寝る事になり、ますます腰への負担を感じる恐れがあります。あなたが今買おうとしているマットレスは本当に腰対策に優れたマットレスでしょうか?
今までに、腰でお悩みの患者さんを何百人、何千人と診てきた、腰のプロフェッショナルである柔道整復師/理学療法士/鍼灸師/整体師/介護福祉士の先生方に集まって頂き、睡眠時の腰対策に重要な6つのポイントに関して、話題のマットレスを徹底的に比較して貰いました。

人は寝ている際に、ずっと同じ体勢でいると特定の部分にのみ重みがかかり、筋肉が疲労したり、血液やリンパ液の循環が悪くなったりします。これらを防ぐために、脳が体に指示を出し、寝返りを打つことによって、身体を圧迫から解放し、偏ってしまった血液循環を正常に戻し、肩や腰などの筋肉を休ませています。

しかし、年齢を重ねると、身体の大きさや重さが変わらないのに筋力が衰えていく為、寝返りが打ちにくくなります。

その為、筋力が衰えている人でも、寝返りを打つ際に無駄な力がいらず、自然な寝返りを打つ為に、適度な反発力が重要になってきます。

体圧分散とは、胸や腰にかかる負担を体全体に分散してくれるという事です。

この体圧分散がされていない寝具で寝ると胸や腰に、一晩中、大きな負荷がかかり、本来であれば睡眠中に休ませる筋肉を十分に休ませる事が出来ません。その結果、腰や肩の筋肉の緊張によって腰や肩への負担が増える原因になります。ですので、腰対策を行う上で、体圧分散に優れた寝具を選ぶのは、重要なポイントです。

腰対策をする上で、正しい寝姿勢を保てる寝具を選ぶ事が重要です。

正しい寝姿勢とは立ったときと同じように背骨のS字カーブが保たれている状態を言います。

柔らかすぎる寝具を使用した場合

腰が沈むため、背骨のS字カーブが崩れてしまいます。腰が沈むと寝返りが打ちづらくなるため、体重が腰回りに集中して血行不良となります。

硬すぎる寝具を使用した場合

肩や腰など特定の部位にのみ重みが集中します。これらの部位の筋肉が圧迫され血行不良となります。

薄い寝具の場合、成人男性の体格だと底付き感があります。底付き感があるということは、体圧分散しきれていない為、腰や肩などの部分に負担がかかってしまいます。

高反発マットレス1枚で底付き感なく成人男性を支えるのに必要な厚さは10㎝以上必要で、低反発マットレスの場合は、反発力が低い為、12㎝以上は必要です。

この厚み以下だと体重が重い方や大柄な方だと肩や骨盤に底付き感を感じてしまい、体圧分散が十分に行う事が出来ません。

ベッドマットレスの上に敷く場合は、起き上がる際にベッドの高さが高すぎると寝そべりづらくなる為、低反発マットレス、高反発マットレスのいずれでも4cm~10cmがおすすめです。

床に直接敷く場合は、押し入れへの出し入れを行う必要がある為、重さを含めた収納性が重要になってきます。

収納性が悪かったり、重い寝具を選んでしまうと、毎日の出し入れの際に、腰に負担が掛かる恐れがあります。

また、寝具は、床やベッドに敷きっぱなしにすると湿気が溜まってカビの原因となる為、定期的に風通しの良い場所に立て掛け、湿気をよく乾燥させる必要があります。

良質な睡眠をとる上で、自分に合った寝心地の寝具を選ぶ事は欠かせません。

ただし、寝心地は、人それぞれ体型が違うように、寝具の最適な硬さや好みも違います。

その為、実際に2~3カ月使用してみないと自分に合うか分かりません。

体重によるマットレスの最適な硬さ目安