腰で悩んでいる人が選ぶべき高反発マットレスとは?

腰で悩んでいる人が選ぶべき高反発マットレスとは?

重要

マットレス選びの最終的な判断は「自分自身で寝心地を確認すること」によってされるのが大原則ですが、まずは数多ある高反発マットレスの中から、腰対策に一層の効果が期待できるものを絞り込む必要があります。

このページでは、腰で悩んでいる人が選ぶべき高反発マットレスの特徴を3つご紹介することにしましょう。

高反発マットレスは「適度に柔らかさのあるもの」を

腰でお悩みの方の高反発マットレス選びで重視すべきは、「反発の程度」です。すでに別のページでご紹介している通り、ひと口に“高反発マットレス”といっても素材によって反発の高さが異なり、当然、寝ころんだ時に感じられる感覚にも違いがあります。

腰でお悩みの方の高反発マットレスはどの程度の硬さであるべきなのか、この点については「原因」に応じた判断が必要になります。

林先生
例えば、起床時に腰が固まったような感覚が生じる方であれば、就寝中の動きを邪魔しない反発の強いタイプのもの(身体の沈み込みが少ないもの)を選ぶのが良いでしょう。※理学療法士の見解です

一方で、昼夜を問わず慢性的に腰に悩まされている方であれば、反発の高すぎるものはかえって腰回りの筋肉や骨に余計な負担をかける結果となりやすいため、適度な反発がありながらも柔らかさも兼ね備えるタイプがおすすめといえます。

杉澤先生
おそらく「腰への負担」を自覚している方の大半が、一時的ではなく常々腰に負担を抱えているでしょうから、コイル系のような反発の高すぎるものよりは、ウレタンや樹脂素材のほど良くフィット感のある高反発マットレスの方が負担の改善に効果が期待できるものと思われます。※鍼灸師の見解です

高反発マットレスは「体重に合ったニュートン数のもの」を

高反発マットレスの反発の程度は、実際に試せるのであればそれに越したことはありませんが、ニュートン数から自分に適した硬さかどうかを見極めることも可能です。

ニュートン数についてのお話は、『高反発マットレスの「ニュートン数」とは?』のページで解説している通りです。

奥山さん
体重に応じて、「45㎏までの方であれば140ニュートン、80㎏を超えるような方であれば280ニュートン程度」のものが推奨されています。※介護福祉士の見解です

高反発マットレスで腰対策したいからといって、自分の身体に合わない反発の高すぎるものを選ぶのは得策ではありません。“反発が高い=身体によい”というわけではありませんから、身体の重さや状態に合った、心地良さの感じられるマットレスを選ぶようにしましょう。

折りたたみ式高反発マットレスは、腰部分に折り目がこないことを確認

高反発マットレスの中には、「収納のしやすさ」が考慮された三つ折りタイプのものがあります。使い勝手を考えれば折りたためるタイプのものが便利ですが、腰対策を期待する場合には注意が必要です。

一体なぜかといえば、腰部分に折りたたみのくぼみが当たることで、寝ころんだ時に違和感があったり、腰が一層ひどく感じられるようになったりすることがあるからです。

もちろん、折り目が腰部分に当たらないようなタイプであれば問題ありませんので、購入を検討する際には事前に確認されておくことをお勧めします。

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