高反発マットレスの「ニュートン数」とは?
高反発マットレス選びの際には、「ニュートン数」というキーワードをたびたび目にするはずです。
「ニュートン数」とはざっくり言えば「寝具の硬さ」の指標であり、これは高反発マットレスを選ぶ上では重視すべき数字といえます。
このページでは、高反発マットレスの「ニュートン数」に関わるさらなる解説と、体重に応じた適切なニュートン数の目安についてお話しすることにしましょう。
高反発マットレスの「ニュートン数」とは?
冒頭では、高反発マットレスのニュートン数について、「寝具の硬さ」を表す指標とご紹介しました。
具体的な測定方法については、日本ウレタン工業協会のサイトで紹介されています。参考:日本ウレタン工業協会「マットレスの硬さ及び復元率はどのような方法で測定するのですか?」
ちなみに、消費者庁が定める「家庭用品品質表示法」では、厚さ5㎝以上のウレタンフォームマットレスには、硬さの表示が義務づけられています。参考:消費者庁「ウレタンフォームマットレス」
高反発マットレスの「ニュートン数」の見方
寝具の硬さを判断するためのニュートン数ですが、マットレス選びをする上ではこの数字をどのように見るかがポイントとなります。消費者庁では、ニュートン数に応じた硬さの捉え方について、以下のような目安を公開しています。
- 110ニュートン(11重量kg)以上 ・・・ かため
- 75ニュートン(7.5重量kg)以上110ニュートン(11重量kg)未満 ・・・ ふつう
- 75ニュートン(7.5重量kg)未満 ・・・ やわらかめ
高反発マットレスのニュートン数は、数字が大きければ大きいほど硬めであると認識できますので、選ぶ際にはニュートン数に注意されることをお勧めします。
高反発マットレス選びのニュートン数の目安
前項では、高反発マットレスのニュートン数の見方について触れましたが、マットレスを選ぶ上では、必ずしもこの数字が「高ければ高いほど良い」というわけではありません。
実際には、ニュートン数を参考にしながらも、好みや体型、身体の状態に合わせたものを選ぶ必要があります。
高反発マットレスのニュートン数について、体重を基準とする場合、45㎏までの方であれば140ニュートン、80㎏を超えるような方であれば280ニュートン程度がおすすめといえます。
ある程度体重のある方の場合、あまりにニュートン数が低い(柔らかい)マットレスの場合、沈み込みやへたりが気になるかもしれません。
高反発マットレスはニュートン数を参考にしつつも、最後は寝心地で比較して、自分に最もしっくりくるものを選ぶのが得策。色々比較して、自分に合うマットレスと出会いましょう!
免責事項
このサイトは、腰対策マットレスに関する情報提供を目的としております。
■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての腰対策マットレスについて効果を保証するものではありません。
■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。