高反発マットレスで腰痛や肩こりが悪化する可能性は?

高反発マットレスで腰痛や肩こりが悪化する可能性は?

さて、ここまでは「高反発マットレスは腰痛や肩こりの緩和に効果が期待できる」旨を解説しました。

ところが一方で、寝具を高反発マットレスに変えたばかりに、腰痛や肩こりがむしろ悪化してしまうケースも少なからずあるようです。

高反発マットレスで腰痛や肩こりが悪化する原因は「身体に合わないため」

良かれと思って購入した高反発マットレスも、選び方を間違えれば、腰痛や肩こりの症状がかえって強く感じられるようになります。「高反発マットレスの選び方」については次のページで解説しますが、

× 反発が高すぎ(もしくは低すぎ)て、身体に負担がかかる

ことにより、腰痛や肩こりが悪化する可能性が高くなります。例えば、体重の軽い方の場合、ポケットコイル素材の高反発マットレスを使うと身体が浮いてしまいます。

西澤先生
「反発の高さ(つまり、沈み込みの少なさ)」は高反発マットレスの特長ですが、体重に対してあまりに反発が高すぎると、マットレスの上で身体本来のS字カーブを描くことができず、肩や背中、腰などの突き出た部分が浮いてしまい、その部分に体重がかかることで痛みの原因となります。

一般的に、“高反発マットレス=反発の高いものが良い”と思い込んでいる方は少なくないようですが、反発の高いマットレスは人を選ぶので要注意です。必ず、自分の体重に適した高反発マットレスを選ぶようにしましょう。

長年使用している高反発マットレスは、腰痛・肩こり悪化の要因に

また、どんなに上質な高反発マットレスでも、永久に当初の品質が保持されるわけではありません。

長年愛用していれば、徐々にへたりが生じ、反発の程度にも変化が出てくるものです。

高反発マットレスの耐久性については、『高反発マットレスの値段、どれがお手頃?効果のほどは?』のページで触れたとおり、コイル系やウレタンであれば10年程度、樹脂は6~8年ほどとされています。

「最近、どうも寝心地が良くないな」と感じられる場合には、もしかしたらそろそろ買い替え時が到来しているのかもしれません。

高反発に不慣れであると、腰痛や肩こりへの症状改善が感じられません

高反発マットレスは、その反発の高さゆえに、人によっては身体に合っているにも関わらず、寝心地が悪く感じられることがあります。

特に、これまで柔らかめのマットレスを使っていた方が急に高反発に変えると、寝慣れないためにかえって腰痛や肩こりが悪化したような感覚を覚えることもあるようです。

こうした場合、身体が高反発マットレスに慣れていくにつれ、徐々に腰痛や肩こりが改善されていきます。当初こそ「ちょっと違うかな・・・?」と感じられても、1ヵ月ほどは継続して使用してみることをお勧めします。

川田先生
それでも高反発マットレスで腰痛や肩こりが悪化しているな、ということであれば、身体に合っていないか、もしくは痛みの原因が他にあるかのいずれかの可能性が高いといえます。

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