高反発マットレスの正しい使い方については、「上に布団やマットレスを敷かない」が基本です。
しかしながら、「高反発マットレスを使ってみたものの、どうも硬くて身体に合わない」「余計に腰への負担が増えた感じがする」等の困った事態に陥る方も少なくないようです。
とはいえ、高反発マットレスは決してお安い買い物ではありませんから、合わなかったからといってすぐに買い替えることが難しい場合もあるでしょう。そんなときに活用したいのが、「マットレスの上に敷くマットレス」です。
諦めないで!身体に合わない高反発マットレスも使い方次第
万が一、身体に合わない高反発マットレスを購入してしまっても、「もう使えない」と諦めることはありません。「マットレスパッド」や「オーバーレイマットレス」等の名称で販売される、マットレスの上に敷くマットレスを活用しましょう。
「マットレスパッド」「オーバーレイマットレス」とは、お手持ちのマットレスや布団の上に重ねて、寝心地を良くするアイテムです。
低反発タイプが主流ですが、腰の部分のみ硬めに仕上げられていたり、肩部分は柔らかくなっていたりと特徴のあるマットレスもあり、理想の寝心地に応じて選択できます。
インターネットで探してみると様々ヒットしますが、テンピュールやエアウィーヴなどの有名メーカーでも取扱いがあります。
高反発マットレスの上に敷く使い方で、効果のほどは?
通常のマットレスよりもお手頃価格で気軽に試すことのできる「マットレスパッド」「オーバーレイマットレス」ですが、その使い方には注意が必要です。
身体に合わない高反発マットレスの上にこれらのマットレスを敷けば、必ず寝心地が改善されるかといえば必ずしもそうではありません。
例えば、高反発マットレスが柔らかすぎるという理由から、オーバーレイマットレスを試すことはお勧めできません。オーバーレイマットレス自体が基本的に低反発ですから、余計に寝姿勢が崩れます。
高反発マットレスの上にマットレスを敷く使い方は、あくまで最終手段
高反発マットレスの上にさらにマットレスを敷く使い方は、寝心地を改善させる上で有効な場合もありますが、一方で辛い症状を悪化させる原因ともなり得ます。
高反発マットレスは「原則一枚で使う」が正しい使い方であり、上からマットレスを敷く使い方は、反発が高すぎて身体に合わない、もしくは使っている布団が薄くて底付き感が気になる場合で、マットレス自体を買い替えることができないときの例外的な対処法です。
あくまでイレギュラーな例として「マットレスの上に敷くマットレス」を捉えておくと、マットレス選びに失敗せずに済むでしょう。
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