「高反発か、それとも低反発にするか」は、マットレス選びの第一関門となります。自分にはどちらが合っているのかを正しく見極めるために、低反発とは異なる、高反発マットレスの特徴を3つご紹介することにしましょう。
高反発マットレスの特徴 「反発の高さ」
高反発マットレスならではの特徴として、まず挙げられるのが「反発の高さ」です。反発とは、身体を横にしたときに押し返す力として体感でき、これによって寝心地が大きく変わります。
低反発マットレスの場合は押し返す力が弱いので、身体がぐっと沈み込む様な柔らかな寝心地が特徴です。一方、高反発マットレスは押し返す力が強いため、圧をかけても身体が沈み込まず、下方向から支えられているような感覚があります。
この寝心地は「硬さ」として言い換えることができ、“高反発=硬い”の一般的なイメージの所以でもあります。とはいえ、高反発マットレスの反発の程度は種類によって異なるため、その特徴を一括りにすることは出来ません。
高反発と低反発、どちらを使うべきかは体型や身体の状態、好みによって異なります。本サイトでご紹介するそれぞれの特徴を正しく理解して、ご自身に合ったタイプを選べるのが理想です。
高反発マットレスの特徴 「通気性の良さ」
低反発マットレスと比較すると、高反発マットレスは通気性の良い製品が多い点も特徴的です。
これは素材の違いによるものですが、身体を沈み込ませる低反発マットレスによく用いられるウレタンフォームは、内部に熱や湿気をためこみやすく、通気性に難有りといえます。一方で、高反発マットレスには樹脂やコイルといった空気や水を通しやすい素材を用いる製品が多く、通気性の面では低反発マットレスよりも優れる傾向があります。
ただし、数ある高反発マットレスの中にも一部、ウレタンが用いられている製品もあるため、一概に「高反発だから通気性が良い」とは言い切れない点に注意が必要です。硬すぎる高反発マットレスが苦手であれば、ウレタン製に注目する方も多いようですが、通気性の問題点を十分考慮する必要があります。
もっとも、最近では通気性を高めたウレタンフォームの開発も進んでいるため、ひと口に「ウレタン」といっても用いられる素材の特徴を正しく見極めることができれば、さほど通気性を気にすることなく快適に使用できることもあります。
高反発マットレスの特徴「軽量」
重量の面でいえば、樹脂製の高反発マットレスには、軽量でお手入れがしやすいというメリットがあります。
一方で、ウレタンフォームはずっしりと重量のあるタイプがほとんどであり、持ち運びやお手入れに苦労するケースが多いのが特徴です。
「人は就寝中にコップ1杯分汗をかく」といわれますから、寝具を使わないときには敷きっぱなしにせず、壁に立て掛けて通気させたり、シーツや敷きパッドをこまめに洗ったり等のお手入れは必須です。
そんな時、「マットレスが移動させやすい重さかどうか」は意外と重要なポイントとなります。
免責事項
このサイトは、腰対策マットレスに関する情報提供を目的としております。
■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての腰対策マットレスについて効果を保証するものではありません。
■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。